9月13日銀座にオープンした
H&M(へネス&モーリッツ)日本第一号店に行ってきました。

写真はCANON IXYDIGITAL40で撮影
場所は銀座中央通り。
平日お昼前に行ったのだけど入店待ちの行列は新橋出口前の交差点まで続いていました。
これは1時間待ちも覚悟かな、と思っていたら20分弱で入店。
不思議不思議。
店舗内は同じ並びのZARAを思わせる配置。
9割9分を占める女性客で込み合っていたのですが大きな混乱はありませんでした。
アイテムの印象もZARAを思わせるものも多く、でも値段はZARAよりも安価といったところです。
と、ここで銀座中央通りのファッション競争について考えてみたいと思います。
もともとこの通りにはユニクロ、ZARAといった店舗が軒を構えていて
今回のH&M、そして時期を同じく9月23日に松坂屋地下に無印良品がオープンしました。
どれもSPA(製造小売業)「自社オリジナルブランドによるアパレル製造直売店。つまり自社で商品企画から製造、流通、販売までを手がける業態、中間経費を減らし大量発注により調達コストも軽減できる」
ちなみに世界のアパレル専門店のランキングを調べてみると(ファッション販売2008年4月号参考)
GAP(アメリカ)
H&M(スウェーデン)
ZARA(スペイン)
リミテッドブランズ(アメリカ)
ネクスト(イギリス)
ユニクロ(日本)
トップショップ(イギリス)
しまむら(日本)
アバクロンビー&フィンチ(アメリカ)
プライマーク(アイルランド)
SPA勢が大きなシェアを占めています。
といったところで考察なのですが、果たして海外型のSPAが日本に定着するかという点。
ユニクロは言うまでもなく日本で一番売り上げているアパレルメーカーなのですが、ぼくも気づけば全身ユニクロということもあります。。
簡単に言うと生活に密着している。同一店舗で家族みんなの衣料品が揃う。接客が親切・丁寧。品質も高く、ニーズを先取りして流行を作っている。
こうした点、どうしても海外SPAは外様といった感を拭えません。
アイテムは豊富で価格も手頃。しかし生活感を感じさせるアイテムがないんです。
この日H&Mに入っていった人もかなりな数なのですがレジ前は割りとスムースに流れていました。
オペレーションが良いこともあるのでしょうが、やはり初物の観光目当てのお客様が多かったのかな。と感じます。
多分、海外で成功したからといって同一方式では日本でのマーケットシェアは伸び悩むのではないでしょうか。
景気低迷の波にも当たり(今夏のファッション店舗のセール期間長いと思いませんでしたか?)
ひとり当たりのファッションへの支出も減ると思われるのでなかなか厳しい状況だと思います。
おまけ
H&M店舗で配っていたサイズ換算表をアップします。
(クリックで拡大されます)
ご参考にどうぞ。

なお
H&M、原宿店も11月8日にオープンします。
こちらは場所柄銀座店と商品ラインを変えてくる模様です。
posted by rojiuracafe at 09:38|
Comment(0)
|
TrackBack(0)
|
おすすめスポット。
|