あまりにも正直に書かれたエピソード。
ロックスターとしての光の中にあった闇と病み。
おそらく、この本を読んだファンの中には吉井さんに失望する人も多いでしょう。
メディアに露出していた吉井和哉からは想像できない生活が語られていますから。
それでも(出版元ロッキングオンの渋谷陽一氏の力量もあるのでしょうが)この本が出版される意義、意味合いはあると思います。
欠けたところがある人には、それを補う才能があると思うのです。
少なくとも吉井さんの音楽に救われてきたぼくには、闇を持つ吉井さんの音楽が必要だったのです。
吉井さんが書いた詩にこめられた秘めたる意味は受け取り手に渡ったときにその意味を変えます。
吉井さんと聞き手、その間の相互作用。
この不思議な力を持った相互作用を生み出せるのは吉井さんの音楽ですし、これからもそれを待ち望む人は決して少なくないはずです。
ここにも一人いますから。。。
読了後、夜中の3時にブログを書かずにいられなくなる思いがありますから。。。
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