主演はイ・ジュンギ、宮崎あおい
監督はハン・サンヒ
ぼくはいわゆる韓流ブームというものに縁遠かったので
あまり韓国の役者さんや映画界に詳しくないのですが
そのことで新鮮に今回の映画を観ることが出来ました。
監督のハン・サンヒさんはミュージックビデオ畑のひとで
今回、映画初メガホンだったそうです
いわゆる「処女作にはその作家の全てが詰め込まれる」という例えがあるように随所にいろいろなスタイルの演出を盛り込んでいました。
ストーリー上、あいだを置いて少し時間が流れるので
物語冒頭、主人公達が高校生のときの演出はビビットな色使いで
テンポのよいマンガチックな演出を行い若さを表現し
中盤二人が付き合いだして過ごす時間をフィルムの露出範囲をわざとずらして青春の風景を表現
終盤、二人が成長し再会するシーンではコスチュームの彩度も落としてナチュラルな色使いで大人の雰囲気を表現していました。
正直に言うと演出の幅が広すぎて全体のバランスから見るとまとまりに欠ける部分も見受けられますが
それは、いろいろな表現を試したかった監督の意欲の現われだと受け取りました。
主演の二人の演技力もあり終盤にはラブストーリーとして説得力のある作品に仕上がっています。
やはり韓国と日本の合作ということでお互いの国の表現の違い
ひいては文化の違いも楽しめる作品になっています。
こまかいところまで目を配れば奥の深い、興味の尽きない映画でした。

Canon IXY 40
上映時間に合わせるようにそとは雨。
恵比寿ガーデンシネマは恵比寿駅から屋根の下を歩いてこられるので傘の必要はない一日でした。
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