歩くのに疲れたら、カフェに寄ろう。
カフェに入ったら、最初にコーヒーをたのもう。

あとは
音楽に耳を傾けて、
置いてある本をめくって、
そのあとは・・・

そのあとは、思いをめぐらそう。

きのうあったこと、
きょうおきたこと、
あした出会うかもしれないこと。

だいじなひとのこと。

何気なく思いついたことをこのブログに載せたいと思います。







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2005年05月12日

はっぴぃさん

絵本作家荒井良二さんの作品はっぴぃさんを紹介します。


僕が受け取った印象なので、あなたとは解釈が違うかもしれません。
でも、とても感じるところのある作品です。


べつべつの道を歩くふたり、がいる。

ふたりとも、ひとりで何か答えを探している。

争いがつづく街の中を歩き、自分自身について探している。
答えを見つけることができる、答えを教えてくれる場所を求めている。

その場所へ行く道のり。

わたしが先を越されることがある。
ぼくが先を越されることがある。

長い坂道をのぼる。

歩き、歩く。

ずいぶん遠くまで来た。
答えを教えてくれる、と伝えられている場所まで来た。

そこは、地上と空のあいだの場所。
太陽がいつも照らしている場所。
おだやかな、心地よい場所。

ふたりは出会う。

ぼくはぼく、だけれど、あなたは誰。
わたしはわたし、だけれど、あなたは誰

ぼくは、あなたの知らないあなた、に気付く。
わたしは、あなたの知らないあなた、に気付く。

ふたりのこころの中に何かが芽吹く。
ひとりでいたら芽吹くことのない、何か。

時が過ぎ、そして、ふたりは街へ帰っていく。

ひとりでぼくの街へ・・・。

ひとりでわたしの街へ・・・。


読後しばらくして心に浮かんできたのは「せつなさ」でした。

二人とも一人で旅をするのですよね。

誰かと、あるいは仲間と一緒、というわけではなく…。

そして、最後も二人仲良く、というわけでもなく…。

全ての願いに応える「はっぴいさん」に会えることもなく…。


それでも、何かを得て…。


荒井良二さんは、
先日、日本人ではじめて、スウェーデン国家文化協議会が選出する
リンドグレーン文学賞を受賞されました。


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posted by rojiuracafe at 09:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 本に関して | 更新情報をチェックする
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