歩くのに疲れたら、カフェに寄ろう。
カフェに入ったら、最初にコーヒーをたのもう。

あとは
音楽に耳を傾けて、
置いてある本をめくって、
そのあとは・・・

そのあとは、思いをめぐらそう。

きのうあったこと、
きょうおきたこと、
あした出会うかもしれないこと。

だいじなひとのこと。

何気なく思いついたことをこのブログに載せたいと思います。







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2010年09月05日

柴本礼「日々コウジ中」苦しいから親しみやすくわかってもらいたい

イラストレーターの柴本礼さんが自身の体験をもとに書かれたコミックエッセイ
日々コウジ中」主婦の友社刊

新聞各紙にとりあげれてアマゾンのエッセイランキングでも上位に入り好評の本です。

ぼくも購入して読みました。

_hibikoujityu_.jpg
柴本さんサインありがとうございました



主人公は突然倒れてしまったコウジさん、とご一家の歩み。

大きな問題は倒れたあとにあらわれた高次脳機能障害という障害
目に見えてわかる障害ではないのですが、その症状は深刻です。

身近に起きていたらとても笑い事ではありません。

そんな現実に起きたことをコミックエッセイとして読みやすく・分かりやすく・今では笑えるエピソードもちりばめて、まとめたものが本書です。
(もちろんこの障害も起きた人それぞれで発現の仕方が変わってくる障害で、コウジさんの例はその一例です)。

まだまだ認知度の低い高次脳機能障害

その現実をわかってもらいたい、そして自分たちの体験を同じような状態にある人々に役立ててもらいたいという想いが伝わってきました。

コウジ=コウジさん=高次脳機能障害=工事中、という意味も込められたタイトル。

日々、日常がリハビリであり、回復への道のりになっています



日々コウジ中

日々コウジ中

価格:1,155円(税込、送料別)

posted by rojiuracafe at 20:23| Comment(4) | TrackBack(0) | 本に関して | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
あるく人様
大変なんですね。実は私もAD何とか(落ち着きない
子供の病気)の気が昔からあっていまだに苦労してる
ので、よくわかるような気がします。

私の場合は先天性らしいけど、倒れた後…っていうのも
やっかいですね。めげずに頑張ってほしいです。
Posted by Rooly at 2010年09月11日 19:17
Rooly様コメントありがとうございます

苦労は誰しもありますが、共感してもらえない(はたから見てわからない)苦労というものも多いです。
コウジさんは一見したところ普通の人で、それでいていろいろと困難を抱えていらっしゃることが苦労するところ。

そうした障害もあるのだと知っていただけるだけで気持ちが軽くなるものです

自分に余裕を持たせて「もしかしたら苦労されているからああした行動になってしまうのかも」と思い合えればゆとりのある世間になるのかなぁ。

と希望しています
Posted by 路地裏Cafe店主あるく人 at 2010年09月11日 21:32
私も数年前にクモ膜下出血で倒れ、
現在は会社に復帰しています。
頑張ります。では。
Posted by 誰ピ at 2012年05月18日 22:45
誰ピさん コメントありがとうございます

会社復帰できるまで回復するなんてすばらしい

気力と努力に敬服いたします

ご自愛しながらお仕事に励んでくださいませ。
Posted by 路地裏Cafe店主あるく人 at 2012年05月20日 08:48
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